レシートを保管しておくことの意味とは

保存しておかないと損をする?
事業を行っている場合、領収書と同様にレシートも、経費を支出した大切な根拠書類となります。
確定申告を終えた後でも、青色申告の場合で7年、白色申告の場合でも5年は保管しておく必要があります。
証明できない出費があった場合は追徴課税の対象になってしまうケースがあります。
事業を行っている方でなくても、レシートを保管しておかなかったために不利益が生じてしまうこともあるので注意が必要です。
もっとも注意したいのは、保証書付きの家具や家電の購入の際のレシートです。
保証期間中の故障や破損について無料でサポートされているはずなのに、レシートをいつもの調子で廃棄してしまったため、有償での修理になる場合があります。
気に入って購入したのに残念な結果にならないためにも、保証期間中は保証書とレシートは一緒に保管しておくようにすると良いでしょう。
クレジットカードの明細書も大事
お買い物の際に現金ではなくクレジットカードで決済する方が増えています。
ポイントがたまったり、一か月の利用の明細が一覧で確認できるというメリットも多いのが理由でしょう。
レシートとともに渡される明細書を、意外とすぐに廃棄してしまう方も多いようですが、これも要注意です。
毎月送られてくる明細と照らし合わせて、金額が間違いなく引き落とされているかどうかのチェックは重要です。
身に覚えの無い金額が決済されている可能性はゼロではありません。
不正利用があった場合の証明として、明細書は大変重要な役割を果たします。
書類がたくさんになって管理が大変ということもありますが、せめて引き落としが完了するまでは保管しておくようにしましょう。